2007年
04月
09日
(月)
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野村美月の『”文学少女”と飢え渇く幽霊(ゴースト)』(ファミ通文庫)を読む。
夜の校庭を彷徨う、モデルチェンジ以前の旧い制服を着た九條香夜乃と名乗る少女は、雨宮蛍(ほたる)と瓜二つだった。
エミリ・ブロンテの『嵐が丘』が下敷きになっており、『嵐が丘』のテーマは復讐。『嵐が丘』が大きすぎて引きずられた感があったが、文芸部の天野遠子は物語をむしゃむしゃ食べる文学少女ぶりだし、遠子の後輩で彼女に良いように使われる井上心葉も相変わらず、心葉を嫌いだと断言したことがある琴吹ななせも遠子の前ではなんだか可愛らしく、色んなカードを持っている姫倉麻貴が物語を進ませる。レギュラーキャラクターの会話や活躍を読むだけで満足できた。(蛍とつき合っている櫻井流人は遠子が居候している家の子で、これからレギュラーになるのかも?)
後半で事情が雪崩を打つように明らかになるくだりは、マサラムービー(インド映画)かと思った。小説だが。
本編には関係ないが、養護教諭の蛍への指導はいかがなものか。摂食障害が疑われる女子生徒に、ダイエットの必要はない、食べる努力をしなさいとプレッシャーをかけ、栄養剤を出して終わり……は普通なのだろうか。生徒の多い学園らしいので忙しくていちいち指導していられないかも知れないが、栄養剤よりはカロリーメイトのようなものを出しそうな気がする。
蛍は病を得ており、文学上で美少女の病といえば白血病だが、すごく痩せていて脳貧血をおこして倒れることもあり、摂食障害のように食べないという症状があるが、わりと無茶もやっているので別の病気に思える。白血病だとしたら積極的な治療をしていないとか。肝炎か、腎不全だろうか。若者の死に至る病は多い
夜の校庭を彷徨う、モデルチェンジ以前の旧い制服を着た九條香夜乃と名乗る少女は、雨宮蛍(ほたる)と瓜二つだった。
エミリ・ブロンテの『嵐が丘』が下敷きになっており、『嵐が丘』のテーマは復讐。『嵐が丘』が大きすぎて引きずられた感があったが、文芸部の天野遠子は物語をむしゃむしゃ食べる文学少女ぶりだし、遠子の後輩で彼女に良いように使われる井上心葉も相変わらず、心葉を嫌いだと断言したことがある琴吹ななせも遠子の前ではなんだか可愛らしく、色んなカードを持っている姫倉麻貴が物語を進ませる。レギュラーキャラクターの会話や活躍を読むだけで満足できた。(蛍とつき合っている櫻井流人は遠子が居候している家の子で、これからレギュラーになるのかも?)
後半で事情が雪崩を打つように明らかになるくだりは、マサラムービー(インド映画)かと思った。小説だが。
本編には関係ないが、養護教諭の蛍への指導はいかがなものか。摂食障害が疑われる女子生徒に、ダイエットの必要はない、食べる努力をしなさいとプレッシャーをかけ、栄養剤を出して終わり……は普通なのだろうか。生徒の多い学園らしいので忙しくていちいち指導していられないかも知れないが、栄養剤よりはカロリーメイトのようなものを出しそうな気がする。
蛍は病を得ており、文学上で美少女の病といえば白血病だが、すごく痩せていて脳貧血をおこして倒れることもあり、摂食障害のように食べないという症状があるが、わりと無茶もやっているので別の病気に思える。白血病だとしたら積極的な治療をしていないとか。肝炎か、腎不全だろうか。若者の死に至る病は多い
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