2008年
06月
03日
(火)
00:01 |
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黒史郎の『黒水(クローズ)村』(一迅社文庫)を読む。
限界集落の庫宇治村(主要な農産物はアカモロ)に農作業ボランティアのために赴いた八人の高校生と引率の女性教師。小説家志望の立花玲佳が主な語り手となって、文明から隔絶した村で体験した恐ろしい出来事を語る。
ライトノベルらしく、わかりやすく性格付けされた登場人物、例えば非常識な金城ゆらぎが出てきて戸惑ったが、それも最初だけだった。日本のどこかで使われていそうな方言、虫が浮いている風呂、口に合わない郷土料理など、背景がきちんと描かれているのが良かった。ホラー映画のセオリーだと、いちゃいちゃしていたり、生意気なことを言ったりする登場人物は惨殺されるが、そこはやや控え目だった。全員きっちり恐ろしい目には遭うのだが。
八人はK県立大平沢井高校商業科の生徒達なのだが、商業科の生徒らしさはみじんもなかった。「おれ、この村から出られたら公認会計士の資格目指すよ」とか、敵に襲われたときにソロバンで身を守るとか、ゆらぎのソロバンケースは”ペ”ではじまるブランドだとか、そういうのがなかったのだけが残念。
限界集落の庫宇治村(主要な農産物はアカモロ)に農作業ボランティアのために赴いた八人の高校生と引率の女性教師。小説家志望の立花玲佳が主な語り手となって、文明から隔絶した村で体験した恐ろしい出来事を語る。
ライトノベルらしく、わかりやすく性格付けされた登場人物、例えば非常識な金城ゆらぎが出てきて戸惑ったが、それも最初だけだった。日本のどこかで使われていそうな方言、虫が浮いている風呂、口に合わない郷土料理など、背景がきちんと描かれているのが良かった。ホラー映画のセオリーだと、いちゃいちゃしていたり、生意気なことを言ったりする登場人物は惨殺されるが、そこはやや控え目だった。全員きっちり恐ろしい目には遭うのだが。
八人はK県立大平沢井高校商業科の生徒達なのだが、商業科の生徒らしさはみじんもなかった。「おれ、この村から出られたら公認会計士の資格目指すよ」とか、敵に襲われたときにソロバンで身を守るとか、ゆらぎのソロバンケースは”ペ”ではじまるブランドだとか、そういうのがなかったのだけが残念。
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