2008年
05月
26日
(月)
00:01 |
編集
アンドリュー・アダムソン監督の『ナルニア国物語 第2章カスピアン王子の角笛』を観る。
ペベンシー四兄妹がナルニア国から帰還して一年。イングランドはまだ戦時下にあった。スーザンがナルニアに置いてきた角笛が吹き鳴らされ、四人は再びナルニアへ行くが、そこにあるのは廃墟だった。ナルニアでは千三百年の時が過ぎ、人間に滅ぼされていた。角笛を吹いたのは叔父に命を狙われているカスピアン王子(ベン・バーンズ)で、兄妹は王子を助けて叔父を権力の座から降ろし、王子の治世でナルニアに再びの長い平和を望むが、思うようにはいかない。
冒頭、赤ん坊が産まれ、次の場面でカスピアン王子が家庭教師に起こされ、「叔父上に息子が産まれたので命が危ない」と言われて、馬に乗って逃げ出す場面が良い。石造りの重厚な城の暗さ、石橋を渡る蹄の音、森の木々。見ているだけでここがどういう世界かわかる。中世の欧州に似ている。こうなると、ドワーフやしゃべるアナグマが出てこようが、お家騒動に巻き込まれた浪人が、正統な後継者を助ける時代劇にしか見えない。そのうえ殴る、斬る、射るの戦闘三昧。一国として立ちたいなら、兵力の保持と外交努力は重要という主張を読み取ってみたり。
ニュージーランドで撮影した山や河が壮大で美しい。
前作『ナルニア国物語 第1章ライオンと魔女』でも末っ子ルーシーを演じ、小さいのに良くやっていると感心したジョージー・ヘンリーが成長していた。三年も経っていれば当然か。タムナスさんの家でお茶をご馳走になったとき、カップに注がれたミルクを掌で「もうけっこう」と制した大人のような仕草が小さな淑女といった趣だったが。
ペベンシー四兄妹がナルニア国から帰還して一年。イングランドはまだ戦時下にあった。スーザンがナルニアに置いてきた角笛が吹き鳴らされ、四人は再びナルニアへ行くが、そこにあるのは廃墟だった。ナルニアでは千三百年の時が過ぎ、人間に滅ぼされていた。角笛を吹いたのは叔父に命を狙われているカスピアン王子(ベン・バーンズ)で、兄妹は王子を助けて叔父を権力の座から降ろし、王子の治世でナルニアに再びの長い平和を望むが、思うようにはいかない。
冒頭、赤ん坊が産まれ、次の場面でカスピアン王子が家庭教師に起こされ、「叔父上に息子が産まれたので命が危ない」と言われて、馬に乗って逃げ出す場面が良い。石造りの重厚な城の暗さ、石橋を渡る蹄の音、森の木々。見ているだけでここがどういう世界かわかる。中世の欧州に似ている。こうなると、ドワーフやしゃべるアナグマが出てこようが、お家騒動に巻き込まれた浪人が、正統な後継者を助ける時代劇にしか見えない。そのうえ殴る、斬る、射るの戦闘三昧。一国として立ちたいなら、兵力の保持と外交努力は重要という主張を読み取ってみたり。
ニュージーランドで撮影した山や河が壮大で美しい。
前作『ナルニア国物語 第1章ライオンと魔女』でも末っ子ルーシーを演じ、小さいのに良くやっていると感心したジョージー・ヘンリーが成長していた。三年も経っていれば当然か。タムナスさんの家でお茶をご馳走になったとき、カップに注がれたミルクを掌で「もうけっこう」と制した大人のような仕草が小さな淑女といった趣だったが。
home
...

