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機械之心
『大奥 第一巻』
2007年 02月 11日 (日) 22:00 | 編集
よしながふみの『大奥 第一巻』(ジェッツコミックス)を読む。
江戸時代。男ばかりが罹る赤面疱瘡の流行で、男の数が女の四分の一に激減した日本。将軍は女で、大奥には美男ばかりが集められていた。貧しい旗本の水野祐之進は、幼なじみのお信とは結婚出来そうにないため、大奥にあがり、水野と呼ばれるようになる。
単純に男女の役割が逆転しているということはなく、男女比の歪みによってジェンダーが複雑に変化していた。女がいないと子どもは産まれないとよく言われるが、男がいないと女も妊娠しないという当然のことをしみじみと思った。
水野の大奥での活躍を描いた後、八代将軍吉宗が現在の姿になるまえの大奥について調べ始めるのだが、遺物から過去を知った驚きがSFめいていた。地球に郷愁を感じながら火星で暮らしていたら、実はここが地球だったと知ったような。
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