2008年
04月
08日
(火)
00:01 |
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桜庭一樹の『赤×ピンク』(角川文庫)を読む。
六本木の廃校で、夜な夜な繰り広げられる女子の格闘興業。女の子達は何故戦うのか。
以前から面白いと言われて気になっていたが、ファミ通文庫版は入手困難だったので、ようやく読めた。
「”まゆ14歳”の死体」「ミーコ、みんなのおもちゃ」「おかえりなさい、皐月」の三編からなる連作短編集で、それぞれ語り手が異なる。二十一歳なのにサイズの小さな下着をつけて少女性を強調させられているまゆ、昼間はSMクラブで女王様をしているナイスバディのミーコ、高校時代は空手で知られていた皐月。三人とも過去に辛い経験があり、読んでいて一番危なっかしいのはまゆだったが、傷が今も開いている、じくじくと血を流し続けているのは皐月だと思った。
少女が世の中を渡っていくのに、結婚は途上にいくつかある選択肢の一つで、必ずしも救いにはならないことを作者はよくわかっている。
六本木の廃校で、夜な夜な繰り広げられる女子の格闘興業。女の子達は何故戦うのか。
以前から面白いと言われて気になっていたが、ファミ通文庫版は入手困難だったので、ようやく読めた。
「”まゆ14歳”の死体」「ミーコ、みんなのおもちゃ」「おかえりなさい、皐月」の三編からなる連作短編集で、それぞれ語り手が異なる。二十一歳なのにサイズの小さな下着をつけて少女性を強調させられているまゆ、昼間はSMクラブで女王様をしているナイスバディのミーコ、高校時代は空手で知られていた皐月。三人とも過去に辛い経験があり、読んでいて一番危なっかしいのはまゆだったが、傷が今も開いている、じくじくと血を流し続けているのは皐月だと思った。
少女が世の中を渡っていくのに、結婚は途上にいくつかある選択肢の一つで、必ずしも救いにはならないことを作者はよくわかっている。
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