日記、読書、映画。
機械之心
SUDOKU
2008年 03月 06日 (木) 00:01 | 編集
シェリー・フレイドントの『数独パズル殺人事件』(田口俊樹・訳、ヴィレッジブックス)を読む。
シンクタンクに勤める数学者のケイトは、オタクとからかわれていた少女時代から交友があるアヴォンデール教授から「助けて欲しい」との手紙をもらい、ニューハンプシャーの小さな町グランヴィルに帰郷する。アヴォンデール教授はパズル博物館の館長で、母親を亡くして寂しい思いをしていた幼いケイトにパズルを解く喜びを教えてくれた恩人だった。
ダイイングメッセージが数独パズルの空欄に書かれていたから " THE SUDOKU MADER " (原題)であった。数独が殺人を冒したわけではないし、数独が凶器でもなかった。
聡明で赤毛のケイト、対人スキルの低い警察署長、親切でお節介な伯母(一年前から髪を青く染めているが元はケイトと同じ赤毛)、ケイトに辛く当たる博物館の受付、蜂蜜パンのおいしいベーカリー、ケイトをオタクとからかっていて、大人になっても感じが悪い幼なじみ……と、なかなか魅力的な登場人物達と設定だった。
現代のアメリカ人の七割が肥満の問題を抱えていることを考えると、ケイトも肥満している可能性が高いのだが、そのような描写はなかったし、あまり食べることに熱心でないようだった。
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