2008年
03月
03日
(月)
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ジュリアン・シュナーベル監督の『潜水服は蝶の夢を見る』を観る。原作者はジャン=ドミニク・ボビー。
ジャン=ドミニク・ボビー(マチュー・アマルリック)、愛称ジャン=ドーは、気がつくと病院のベッドにいた。医者の説明によると脳出血の発作で全身が麻痺しているという。意識は清明なのに全身で自由になるのは左目だけ。倒れる前に本を出版する契約を結んでいたジャン=ドーは、左目の瞬きで単語を綴り(アルファベットを読み上げてもらい、その文字に来たときに瞬きをする)、本を書く。
仕事は順調、子どもは三人(一緒に住んではない)、恋人もいる四十二歳の働き盛りが突然体の自由を奪われる。あまりにも重い現実だが、ジャン=ドーはショックを受けながらも、自棄になることはなかった。理学療法士が美人なことを喜んだり。海辺の海軍病院に入院している設定だったが、ベランダから林と海が見える素敵なロケーションの病院だった。
ある意味で山場はここか。子ども達の母親(元恋人)は真っ先に面会に来て、その後も何度もやって来るが、現在の恋人はあまりの出来事に会いに行けない。ジャン=ドーの病室に恋人が電話を掛けてくる。今でも愛していると涙ながらに語る恋人。ジャン=ドーは瞬きで自分の気持ちを綴る「毎日君を待っている」……これを声に出すのが、たまたま居合わせた元恋人。まさに立ってる者は親でも使え。現実を受容する女と、現実を恐れる女のコントラストが鮮やか。
潰瘍の予防に右まぶたを縫いつけられる場面がショッキングだった。眼科ではよくある手技のようだ。そして、目に力を入れるので常に左目を大きく開いているアマルリックは、生瀬勝久のようだった。アマルリック……『ミュンヘン』(スティーヴン・スピルバーグ監督)に出ていた、情報屋のルイか。
ジャン=ドミニク・ボビー(マチュー・アマルリック)、愛称ジャン=ドーは、気がつくと病院のベッドにいた。医者の説明によると脳出血の発作で全身が麻痺しているという。意識は清明なのに全身で自由になるのは左目だけ。倒れる前に本を出版する契約を結んでいたジャン=ドーは、左目の瞬きで単語を綴り(アルファベットを読み上げてもらい、その文字に来たときに瞬きをする)、本を書く。
仕事は順調、子どもは三人(一緒に住んではない)、恋人もいる四十二歳の働き盛りが突然体の自由を奪われる。あまりにも重い現実だが、ジャン=ドーはショックを受けながらも、自棄になることはなかった。理学療法士が美人なことを喜んだり。海辺の海軍病院に入院している設定だったが、ベランダから林と海が見える素敵なロケーションの病院だった。
ある意味で山場はここか。子ども達の母親(元恋人)は真っ先に面会に来て、その後も何度もやって来るが、現在の恋人はあまりの出来事に会いに行けない。ジャン=ドーの病室に恋人が電話を掛けてくる。今でも愛していると涙ながらに語る恋人。ジャン=ドーは瞬きで自分の気持ちを綴る「毎日君を待っている」……これを声に出すのが、たまたま居合わせた元恋人。まさに立ってる者は親でも使え。現実を受容する女と、現実を恐れる女のコントラストが鮮やか。
潰瘍の予防に右まぶたを縫いつけられる場面がショッキングだった。眼科ではよくある手技のようだ。そして、目に力を入れるので常に左目を大きく開いているアマルリックは、生瀬勝久のようだった。アマルリック……『ミュンヘン』(スティーヴン・スピルバーグ監督)に出ていた、情報屋のルイか。
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