日記、読書、映画。
機械之心
東方の黄金
2007年 12月 07日 (金) 00:01 | 編集
ロバート・ファン・ヒューリックの『東方の黄金』(和爾桃子・訳、ハヤカワ・ミステリ)を読む。
唐代。都から狄仁傑(ディー レンチエ)が新知事として平来へ赴任するが、前任者は殺され、犯人はまだ捕らえられていなかった……「ディー判事、最初の事件」
中国の志怪や伝奇小説を好きで読んでいるうちに、自分でも書きたくなった人が愉しんで書いた感じがひしひしと伝わってくる。ミステリだが、トリックの大雑把さと辻褄合わせには驚いた。しかしそういう部分が却って「中国のお話」らしい。挿絵も作者の筆によるもので、これも趣深い。愛着がもてる一冊。
映画『サイン』(M・ナイト・シャマラン)と同じ棚に置くことにする。つまり、呆れても絶対に嫌いにならない。
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