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機械之心
見立て
2007年 09月 20日 (木) 00:01 | 編集
東京国立博物館本館特別1室(階段を上って左)で、特集陳列「東洋の名品―唐物」を見る。
分蔵されていた梁楷(伝梁楷含む)の三幅が、三幅対として国宝に指定されたということで、「出山釈迦図」「雪景山水図」、伝梁楷の「雪景山水図」を並べて一度に。こうして眺めると、伝梁楷のは微妙にトーンが違う。
南宋の龍泉窯の青磁茶碗「銘馬蝗絆(ばこうはん)」も同じ室にあった。外から見ると大胆に数カ所かすがいが打たれているが、内側にまで響いていない。
緑がかった青い釉薬が美しい。この茶碗は下の解説にある「お話」も含めて好きなのだが、我ながら俗な茶人のようで恥ずかしい。

■解説
日本に伝わる青磁茶碗を代表する優品である。江戸時代の儒学者,伊藤東涯が記した『馬蝗絆茶甌記』によると,かつて室町時代の将軍足利義政がこの茶碗を所持していたおり,ひび割れが生じたため,代わるものを中国に求めたところ,明時代の中国にはもはやそのようなものはなく,鉄の鎹でひび割れを止めて送り返してきたという。この鎹を大きな蝗に見立てて,馬蝗絆と名づけられた。



馬蝗絆 http://www.tnm.go.jp/jp/servlet/Con?pageId=B07&processId=02&colid=TG2354
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