2007年
09月
18日
(火)
00:01 |
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平山瑞穂の『株式会社ハピネス計画』(小学館)を読む。
婚約を破棄され、会社もリストラされた二十八歳の氏家譲は、郷里の帚木に帰ってくる。そこで中学時代の同級生でロックスターを自称する阿久津武蔵に再会、愛人の世話をさせられそうになったりしたが、阿久津の会社、ハピネス計画の仕事を手伝うことになる。
面白くすいすい読めたが、前作の『冥王星パーティ』よりも容赦がない。世の中にはどうしようもない人間がおり、成人するまえにもう腐臭を放ち始めていることを警告されたような気持ちになった。確かに幼いながらも邪悪な人間は存在している。無邪気を装って。でなければ小中学生が何人も自殺したりはしないず。
しかし主人公も作者も絶望には至っていない。希望もある。その象徴は阿久津の愛人の娘の樹雲(じゅうん)という四歳児で、デリカシーに欠ける若い母親に育てられつつも、観察眼もあり、なかなかしっかりしているのだった。
婚約を破棄され、会社もリストラされた二十八歳の氏家譲は、郷里の帚木に帰ってくる。そこで中学時代の同級生でロックスターを自称する阿久津武蔵に再会、愛人の世話をさせられそうになったりしたが、阿久津の会社、ハピネス計画の仕事を手伝うことになる。
面白くすいすい読めたが、前作の『冥王星パーティ』よりも容赦がない。世の中にはどうしようもない人間がおり、成人するまえにもう腐臭を放ち始めていることを警告されたような気持ちになった。確かに幼いながらも邪悪な人間は存在している。無邪気を装って。でなければ小中学生が何人も自殺したりはしないず。
しかし主人公も作者も絶望には至っていない。希望もある。その象徴は阿久津の愛人の娘の樹雲(じゅうん)という四歳児で、デリカシーに欠ける若い母親に育てられつつも、観察眼もあり、なかなかしっかりしているのだった。
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