日記、読書、映画。
機械之心
中の人
2007年 08月 06日 (月) 00:01 | 編集
国立科学博物館で、特別展 失われた文明「インカ・マヤ・アステカ」展を観覧。
不勉強を告白すれば、この三つの文明の区別がついていなかった。マヤは中米ユカタン半島付近の古代文明で、アステカはメキシコ中央部に十四〜十六世紀に栄えた文明、インカはペルーを中心に興った帝国で、十六世紀に滅んでいる。アステカとインカはほぼ同時代だが場所が違うし、マヤは時代も場所も離れている。これで間違えることは無くなったと思いたい。
絵文字の鉢やヒスイの仮面を眺め、アステカの巨大なワシの戦士像(ワシの頭を被りクチバシの中から顔を出し、羽がある)に感心していたら、ワシの戦士と対になっているという死の神ミクトランテクートリ像に驚いた。口が横に大きく開いた坊主頭(髪を生やすための孔がある)で胸の横に両手を開いて物陰から人を脅かす時のようなかっこうで立っているのだが、肋骨が剥き出し、腹は空洞で、肋骨の下から心臓か何かを象徴すると思しき花の蕾のようなものがぶら下がっている。神に多くの生け贄を捧げ、生きたまま内臓を取り出された半死半生の人間を見た人が作った死の神は違う。生々しい。夢に見たら怖い。
インカのコーナーでは大人のミイラと子どものミイラが並んで展示され(スーベニールショップにフィギュアもあった)、犬のミイラもあったが、若い女性がハンカチで涙をぬぐいながら見ていた。
帰りに図録を買った。二千三百円(税込み)。
九月二十四日(月)まで開催。中学生以下入場無料。

ベンダーマシンで三百円の国立科学博物館カプセルミュージアム(フィギュア)を買ったら、「異常巻きアンモナイト・ニッポニテス」が出た。フィギュアは十三種類あって、「縄文人と縄文犬」というちょっと笑いたくなるような可愛いものもあり、リストを見ながら連れに「縄文人、縄文人」と言っていたら、隣の人がまさに「縄文人と犬」を引き当て、失笑していた。自分で買う時、「異常巻きアンモナイト、ニッポニ……テス、か」と言っていたらそれが出てきた。ベンダーマシンの中に誰かいるのかと思った。
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