日記、読書、映画。
機械之心
怪談落語
2007年 06月 24日 (日) 18:01 | 編集
渋谷で行われたイベント、Candle Night 2007■URBAN CHILL■へ行き、柳家三三(さんざ)の落語「豊志賀の死」(『真景累ヶ淵』より)と「死神」を暗い電灯と蝋燭の明かりで聞く。『真景累ヶ淵』の方はもうじき公開される映画『怪談』(中田秀夫監督)の原作なのだが、聞きながら豊志賀の熱い息と冷たい手を感じるようで、その姿は黒木瞳で目に浮かんだ。自分も観客も引き込まれていた。「死神」は「豊志賀の死」よりはずっと気楽に笑いながら聞いた。大小の蝋燭の炎の中で聞く「死神」は格別。なまの落語は久し振りだったが、楽しかった。
Candle Night というのは、夏至の夜に電灯を消し、ロウソクを灯して電気に感謝をする祭、ではないがそういうイベントで、終わってから、「もし、この二時間、あなたが自分の家にいてエアコンを使っていたとして、本日の来場者は八十五人なので**kwの省エネになります」というようなことをアナウンスしていて、あながち間違ってはいないが、大雑把すぎる。(趣旨が伝わればいいのでそれほど厳密になる必要もないが)
観客をきちんと楽しませようという姿勢が伝わる、センスの良いイベントだった。
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright (C) 機械之心 all rights reserved.
designed by polepole...